2025年に放送スタートした『機動戦士ガンダム ジークアクス』は、ちょっと変わり種のガンダムとして今すっごく話題になってます!
この作品、実は「一年戦争でジオンが勝ってたら…?」っていう、ファンなら一度は妄想しちゃうようなIF(もしも)の世界を描いたパラレル作品なんです♪
この記事では、『ジークアクス』が宇宙世紀のどのタイミングに当たるのか、どんな風に正史と違うのかを、分かりやすく&たっぷり紹介していきますね!
- ✔ 『ジークアクス』の時系列はU.C.0085でZガンダム直前!
- ✔ ジオン勝利のIF世界で描かれるザビ家の新たな構図
- ✔ 初心者でも楽しめる独立したストーリーと視聴のポイント
『ガンダム ジークアクス』の時系列はU.C.0085!
『ガンダム ジークアクス』は、ちょっと変わった立ち位置の作品で、他のシリーズとはちょっと違う空気感が魅力なんです。
物語の舞台は宇宙世紀U.C.0085という、いわば「空白の2年間」なんですけど、その設定がまたエモくて…!
この時代は『Zガンダム』のちょっと前で、正史とは異なる歴史が描かれているので、ガンダム初心者でも「ここから始めても全然アリ」って感じですよ♪
一年戦争から5年後、Zガンダム前夜の世界
まず押さえておきたいのが、『ジークアクス』は一年戦争の5年後、つまりU.C.0085が舞台ってこと。
一年戦争っていうのは、初代『機動戦士ガンダム』で描かれた壮絶な戦争で、連邦とジオンがガチでぶつかったんですよね。
その後の『Zガンダム』(U.C.0087)に繋がる期間が、ガンダムシリーズ的に空白だったんですが、そこをIF設定で描いてくれたのが『ジークアクス』なんです。
U.C.0085という空白の2年間が舞台
このU.C.0085〜0087の2年間って、実はこれまでガンダムのメイン作品があまり触れてこなかった時期なんです。
それなのに『ジークアクス』では、もしジオンが一年戦争に勝っていたら…っていう、ファンの妄想を具現化したかのような展開で、その空白を鮮やかに埋めてるんですよ〜!
時間軸が空いてたからこそ、どんな物語でも成立しやすくて、しかも今までの作品との干渉も最小限。これはもう夢の時代設定ですね♪
ティターンズ台頭直前の政治情勢が背景に
ちなみにU.C.0085って、正史だとティターンズがジワジワと影響力を増しつつあった時期でもあるんです。
『ジークアクス』では、そのへんの設定もしっかり取り入れつつ、ジオンが政治の主導権を握ってるという逆転世界が描かれていて、歴史改変の面白さを存分に味わえるんですよね。
個人的には、こういう「正史の裏で、こんな世界もあったかも?」って妄想が公式になってるの、ほんとワクワクします!

ジークアクスは「ジオン勝利」のIF世界線
『ジークアクス』の一番の見どころは、なんといっても「ジオンが一年戦争に勝利していたら」っていう設定です!
つまりこれは、歴史の”もしも”を描いたパラレルワールドで、正史とはまったく違う物語が展開されてるんです。
ガンダムのIF作品って珍しいので、正直かなりレアで、シリーズを見てきた人にはもちろん、これからガンダムに触れる人にとっても新鮮な世界観ですよ♪
一年戦争の分岐点はファースト第1話のザク出撃ミス
物語の分岐点となるのは、なんと初代ガンダム第1話のシーン。
本来ならシャアの部下のジーンがサイド7を偵察して、いろいろあってガンダムが誕生して…という流れだったんですが、ジークアクスではそのジーンのザクが故障!
代わりにシャア自身が出撃して、ガンダムを奪取してしまうという超展開に…!この時点で「え、もう歴史変わっちゃってるじゃん」って感じです(笑)
シャアがガンダムを奪取することで歴史が分岐
そして、そのシャアが乗ったガンダムが戦局を大きく変えるんです。
アムロは当然ガンダムに乗れず、連邦はV作戦の成果を失った状態で一年戦争を戦うことになって、結果的にジオンが勝利する未来へと進んでいくというわけ。
まさに「たった1つの選択で歴史はこんなにも変わる」っていう、SFならではの興奮が味わえる展開になってます。
ギレンもキシリアも生存、ザビ家の抗争が続く世界
もちろん、歴史が変わればキャラの運命も大きく変わります!
正史では終盤でシャアに殺されてしまったキシリアも、『ジークアクス』の世界では生存してて権力争いの真っ只中なんです。
ギレンとの派閥争い、さらにバスク・オムの暗躍まで絡んで、まさに濃密な政治ドラマが展開中。
ドズルはソロモンで戦死したらしく、ガルマは軍を退役したとか…もう、ザビ家の面々が全員“その後”を持って生きてるってだけで、胸アツです!!

正史との違いを比較!ジークアクスの位置づけ
『ジークアクス』って、正史ガンダムシリーズを知っている人には「え、ここまで違うの!?」って驚きの連続なんですよね。
ただのスピンオフじゃなくて、本気のIFストーリーとして位置づけられていて、世界観や政治体制、キャラの立ち位置まで全部違うのがすごい!
ここでは、そんな正史とジークアクスの違いを比較しながら、そのユニークな立ち位置をまとめてみますね♪
宇宙世紀主要作品との時系列比較表
まずはおさらいとして、ガンダムシリーズの時系列をざっくり見てみましょう。
作品名 | 舞台年代(U.C.) | 主な出来事 |
機動戦士ガンダム | U.C.0079 | 一年戦争 |
0080 ポケットの中の戦争 | U.C.0080 | 終戦とその余波 |
0083 スターダストメモリー | U.C.0083 | デラーズ紛争 |
ジークアクス | U.C.0085 | ジオン勝利後のIF世界 |
Zガンダム | U.C.0087 | グリプス戦役 |
ZZガンダム | U.C.0088 | ネオ・ジオン第一次抗争 |
逆襲のシャア | U.C.0093 | ネオ・ジオン第二次抗争 |
ガンダムUC | U.C.0096 | ラプラスの箱事件 |
こうして見ると、ジークアクスはZガンダム直前の時代を描いてるんですよね。
ジオンが勝者となったことで変わる社会構造
正史では地球連邦が勝利してジオンは敗北、残党として地下に潜る展開になります。
でも『ジークアクス』では逆にジオンが地球連邦を押し返し、勝利を収めるんです。
その結果、ジオンが支配側に立つ世界になっていて、政治も軍事も文化も全部がジオン中心に再編されてるんですよ!
これはまさに「勝者が歴史を作る」って感じで、見ててゾクゾクします…!
登場キャラやMSにも現れる思想の違い
社会が変われば人も変わる。ジークアクスでは、登場人物の立ち位置や性格にも明確な違いがあるんです。
連邦側で活躍していたキャラが、ジオンに所属していたり、思想や信念が正史とは180度違っていたりと、まるで別人。
さらに、MS(モビルスーツ)のデザインにもそれが反映されてて、例えばガンダムですら「赤くて角がある」という、まさかのシャア専用仕様になっていたり!
こういう「設定の裏読み」が楽しいのも、IFガンダムならではの醍醐味ですね♪

キシリア暗殺は未遂?IF世界での政変構図
ガンダムファンなら誰でも知ってる有名シーンのひとつ、「シャアによるキシリア暗殺」。
でも『ジークアクス』では、あの運命の一撃が起こらなかったんです!
つまり、キシリア・ザビが生き延びているということ。これはもう、宇宙世紀のパワーバランスが根本から変わるレベルの大事件です!
正史では終戦間際にシャアがキシリアを殺害
まずおさらいとして、正史の『機動戦士ガンダム』終盤では、シャアがキシリアをザンジバル級戦艦の艦橋で射殺するんですよね。
これはシャアの復讐劇のクライマックスとして描かれ、「ザビ家に復讐する」という彼の目的が達成される瞬間でした。
でも、『ジークアクス』の世界ではその暗殺が起きていないんです!もうここからして全然違う歴史が流れ始めてる感じがしますね〜。
ジークアクスでは暗殺未遂、キシリアは存命中
じゃあ『ジークアクス』のキシリアはどうしてるの?というと…バリバリ現役です!
暗殺は未遂に終わっていて、シャアの復讐計画は途中で頓挫してるみたい。
その結果、キシリアはザビ家内でギレンと並ぶ権力者として存在し続けてるんです。
いや〜、あの冷酷で知略家なキシリアが健在って、もうそれだけで緊張感ヤバい…。
バスク・オムの暗躍とギレンの陰謀も?
そして見逃せないのが、ギレン・ザビやバスク・オムといった強権的キャラたちの存在感。
バスクといえば『Zガンダム』でティターンズの実権を握ってた超ヤバい人ですが、『ジークアクス』ではジオン側に取り込まれている可能性があるんですよね。
また、ギレンの陰謀とキシリアの牽制がうまく絡み合ってて、ザビ家の権力闘争が前面に押し出されてる感じ。
MS戦だけじゃなくて政治ドラマとしてもめっちゃ見応えありなんです!

ガンダム初心者でもジークアクスから見て大丈夫?
「ジークアクスからガンダム見始めてもいいのかな?」って、私も最初ちょっと悩んだんですよね。
でも実際に見てみると、「全然アリ!」って思えるくらいの独立した内容で、むしろ入門にちょうどいいくらいかも?って感じました♪
この章では、ガンダム初心者さんでも『ジークアクス』を楽しめる理由や、知っておくとより深く味わえるポイントを紹介していきますね!
パラレルワールドだから単独視聴でも理解可能
まず大前提として、『ジークアクス』は「パラレルワールド作品」なので、他の作品を見ていなくてもストーリーはちゃんと理解できるように作られています!
世界観の説明や用語の使い方も、あえて過去作に依存しないようになっていて、ジオンやニュータイプといった設定もゼロから描いてくれるんです。
初見の方でも置いてけぼりにされない構成だから、ガンダムデビューにはむしろおすすめしやすい一本ですよ〜。
ファーストの知識があるとより深く楽しめる
とはいえ、初代『機動戦士ガンダム』をちょっとでも知っていると、“あ、これって元の歴史と違う!”って瞬間にめちゃくちゃワクワクできるんですよ。
例えば、連邦軍の扱いやガンダムの立ち位置、ザビ家の勢力関係なんかも、比較して楽しめるポイントがたくさんあるんです♪
時間がある人はファースト3話分だけでもチェックしておくと、世界観にスッと入りやすくなるかもです!
過去作との関連を後から補完すればOK
もし視聴中に「このキャラって誰?」「ニュータイプって何?」ってなっても、ネットや動画で気軽に調べられる時代なので、心配する必要なし!
しかもガンダムって、どこから見ても楽しめるように作られてる作品が多いので、興味が湧いたら後から他のシリーズを追いかければOKなんです。
むしろ、ジークアクスから入って、そこからファーストに逆流するのも面白いかも♪

ガンダム ジークアクスの時系列と世界観のまとめ
ここまで『ジークアクス』について色々と紹介してきましたが、改めてこの作品がどれほどユニークで挑戦的か、整理してみましょう。
時系列はU.C.0085、つまり『Zガンダム』の2年前という“空白地帯”を舞台に、ジオンが勝利した世界線で描かれるストーリー。
それはまさに、これまでのガンダムにはなかった「新しいガンダム像」を私たちに見せてくれる、そんな魅力が詰まった作品なんです♪
U.C.0085のIF世界が舞台の異色作
やっぱり最大の特徴は「IF世界」という点。
従来の「連邦が勝って、ジオンが壊滅」という展開を完全にひっくり返し、「もしジオンが勝っていたら」という夢のような妄想を本気で描いてくれているんです!
歴史に「もしも」はない…なんて言うけど、アニメの中なら何でもできる。その自由な発想が『ジークアクス』には溢れてます!
一年戦争勝利後のジオンが新秩序を築く
ジオンが勝った後の世界って、じゃあどうなってるの?って気になりますよね。
答えは、ジオンが連邦に代わって秩序を作ろうとしている、いわば“勝者の葛藤”を描いた物語。
キシリアとギレンの政争、MSによる新たな武力闘争、そして人々の価値観や思想が再構築されていく過程など、従来の「抵抗者ジオン」では見られなかったドラマが展開されてます!
正史とは異なる政治とドラマを描く新たな挑戦
『ジークアクス』って、MS戦やキャラの魅力もすごいけど、やっぱり魅力の根幹は「物語構造そのものの挑戦」だと思うんです。
誰もが知る“歴史”を違う視点から描いて、「こうなってたかもしれないガンダム」を見せてくれる。
このアプローチがあるからこそ、長年ファンを続けてきた人にも新鮮さを与えられるし、初見さんにも魅力が伝わるんだと思います♪


- ★ 『ジークアクス』の時系列はU.C.0085のIF世界
- ★ 一年戦争でジオンが勝利した未来を描く
- ★ キシリア生存など、正史とは異なる歴史が展開
- ★ 初心者でも安心して視聴できる独立構成
- ★ 政治ドラマやMSの思想表現にも注目
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